生きているうちに見ておきたい建物

1、ニューヨークの摩天楼
2、ガウディのサグラダ・ファミリア

これは建築の仕事を始めた若かりし頃からの夢でした。

最初の夢は結婚した時に叶いました。

そして2つめの夢がついに実現する時が来ました。

サグラダファミリア・東武ワールドスクウエア


やはり素晴らしい出来栄え。

塔の緻密なデザインもうまく再現されています。

完成してからの時間経過もあり、少々色あせもありますが写真では分からない部分や通常見る事の無いアングルからも観察でき、とても勉強になります。


サグラダファミリア・東武ワールドスクウエア2



イエスの誕生を表す東ファサードもとても緻密に再現され、細部のディテールが良くわかります。

しかしこれが建築かと問われると、私の勉強してきた建築とは明らかに異なるものなので、構造的にも計画構成にしても受け入れ難いというのが本音です。

だからそこ、非常に興味が湧いた建物でもあるのです。

さて、もうお分かりのとおり上の2枚は東武ワールドスクエアの模型です。

模型と言っても人の身長より大きいですからとても迫力があります。

東武ワールドスクエアに行ったのは2回目ですが、建物好きには結構楽しめます。

今回は紅葉のついでにおまけ感覚で行ったのですが、気がつけば半日位掛けてじっくり見てしまいました。。

話が少し脱線してしまいましたが、では本物はどうなのか?


見てきました。




サグラダファミリア1


これまで写真やテレビの特集等見てきて、知識は万全かと思っていました。
しかし自分の中で決定的に欠けている部分が良く分かりました。

それは建物の想像以上の大きさと存在感。

こればかりは実物を見なければ伝わらない。

寸法の情報だけではやはり分からないものです。


サグラダファミリア3


東ファサードの彫刻。もう凄過ぎて何が何だかよくわからない。
超絶技巧とはこういうものを指すというのを理解した瞬間でした。


サグラダファミリア2


1882年に着工されたそうですが、近年出来た部分とでは色合いが異なっています。古い部分が風化しているそうで、工事は修復も並行して行われているそうです。


サグラダファミリア4


内部に入ると養生されている部分が多く全体は見渡せません。
しかし見上げるとご覧の通り。

一体何がどう繋がって建物が成立しているのか全く理解できません。

それと同時に、そのディテールが建物に興味ある無しに関わらず圧倒的な存在感を持って人を包み込む。そんな印象を受けます。


サグラダファミリア5


ステンドグラス。美しいです。
建物完成前の為、余計な光が差し込み美しさが削がれている印象も受けましたが、これはとても期待できると思った次第。完成後が見たい!


サグラダファミリア6


西ファサードの扉。立体的に文字が彫られ、その陰影が美しい。


サグラダファミリア7


西側、受難のファサードは東側とは異なり、シンプル且つ非常に荒削りな彫刻となっています。

サグラダファミリア8


建物を直近から見上げると、繊細な彫刻や塔が降ってきそうな印象を受けます。

地下に入ると建築途中の写真や模型が展示してあります。この建物には施工図的なものは無く、石膏で模型を作りそれを元に建物は造られるそうです。

建物の完成は100年後とも200年後とも言われていますが、完成目標はガウディ没後100周年、2026年となっているようです。

出来たら自分が生きているうちに完成してほしい。そして、完成作品をじかに見たい。新たな夢が誕生した瞬間でもあります。

人気ブログランキングへ